バンクシー報告は、次回から再開しま〜す。
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まだ20とかそこらの、兵士というより子どもにしか見えない戦死者についてのニュースも多く、見てるだけ辛い気持ちになります。
最近よく報道されてるのは、負傷兵への補償金の話題。手足が取れたら何ポンドとか、全盲になったら何ポンドとか、細かいリストが新聞で公開されてました。どこの国の軍隊にもこういう制度があるんだろうけど、取り返しのつかない大怪我が淡々とリスト化されてるのを見ると、やっぱりショックです。イギリスでの生活は楽しいけど、アフガンでのニュースを見るたびに、この国は戦時下なんだなぁと思わされます。日本では味わったことのない感覚です。
バンクシーの展示会や、ふだん目にする広告のレベルの高さなど、日本はイギリスに差をつけられてるなぁと感じることも多いんですが、いま現在、どことも戦争をしてないってだけで、日本はイギリスよりずっといいなと思ってしまいます。
かなり昔、吉田戦車が自衛隊の海外派兵か何かについてインタビューされていて、
「弾が当たったら痛い。まずそこから考えよう」
って言ってたんですが、この一見あたり前のコメントは、すごく本質をついていると思います。(幸いなことに)平和な時代が長く続いてる日本では、結構見落とされがちだけど、政治とか思想的にどちらを向くにしても、そこを出発点にしないとヤバいことになるハズです。
それにしても、なんで吉田戦車がそんな質問されてたのかは、全く覚えてないんですよね(苦笑)。あれは何のインタビューだったんだろう?
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