2009年9月5日土曜日

残り32日。

イギリスのエージェンシーはホントに人の入れ替わりが激しい・・・。

仲良くしてたセフ&ハーブという若手のコンビが、今週でfallonを離れてしまいました。

ハーブはインド系イギリス人で、窓際で物思いにふけっている姿が瞑想しているようでとっても絵になるんですが、実は下を歩いている巨乳の女性を見ているだけだったりして、なかなか素晴らしい漢でした(もちろんクリエーターとしても優秀ですよ、念のため)。

こういう環境なのでロンドンのクリエーターは、組織に所属していながらも”個人”って意識が強いように見えます。昨日会ったトーマスのプレゼンシートも、表紙には会社のロゴではなく、彼個人の名前が入っていました。

でも僕ら日本人の感覚すると、これだけコロコロ人が辞めて行ってしまうのは、ちょっと寂しい気がします。

2009年9月4日金曜日

I've seen this before.

残り33日。

fallonからプロダクションBlinkinkに転職したトーマスのところに、遊びに行って来ました。



Blinkのオフィスは、多数の広告関係の会社が集まるSohoにあります。fallonからも歩いて10分ほどです。

fallonでは基本企画一辺倒なので、撮影などそこら辺について色々話を聞いたんですが、ここでも日本と違うところがたくさんありました。たとえば(業界の人以外にはあんまり面白くない話かもしれませんが)、イギリスには、いわゆる”企画コンテ”って存在しないんですよね。fallonで作業をしててもTVCMの提案はいつも字コンテで、たま〜に一枚絵かイメージボードをつけるくらいなので、多分そうなんだろうなとは思ってたんですが。

他にも進行中のプロジェクトのことや、fallonで働いてる人には聞きづらいお金の話(笑)なんかも聞かせてもらいました・・・うーむ。

あとトーマスからは、以前「スウェーデンの男は、みんな横シマの服を着てる」という話を聞いて、観察してみるとホントにその通りなんですが、そういう彼自身もこの日横シマのセーターを着てました。ちなみに写真のセーターの下に着てるTシャツも横シマで、さらにパンツまで横シマという徹底ぶり。

楳図かずお先生も降参するんじゃないでしょうか。

2009年9月3日木曜日

残り34日。

僕、タモリ倶楽部の空耳アワーが好きなんですが、アレは日本だけの文化かと思いきや英語ネイティブの連中も"Misheard song"といって、曲を聴いていて空耳をみつけることがあるそうです。

たとえば、ジミ・ヘンドリックスの"Purple haze"。有名な"Scuse me, while I kiss the sky"というフレーズは、"Scuse me, while I kiss this guy"に。いわれてみれば確かに聴こえるかも・・・この空耳をみつけた人は、つい最近本当の歌詞を知るまで、ジミヘンをゲイだと思ってたそうです。(アルバムのタイトルが"Electric Ladyland" とかなのに・・・)

ローリングストーンスの"I can't get no satisfaction"は、"I can't get no girl reaction"。ストーンズがたちまちモテない男の集団に。

マドンナの"Like a virgin"は"Like a Persian(ペルシャ人)"に。この曲が発表されたのは80年代で、イランイラク戦争があったので、本気でこう思ってた人もいるとかいないとか・・・。

しかし、英語が母国語じゃないってのを考えても、どれもいまいち面白くないような気がします。やっぱり空耳は日本語(パン茶宿直etc)に限りますねー。

2009年9月2日水曜日

ノッティング・ヒル・カーニバル後日談。


(ダウナーな動きが印象的な踊り子さん達)

週末のぞいてきたノッティング・ヒル・カーニバル。

なんとなくみんなボーッとしてたり、動きがチンタラしてたのはお伝えした通りですが、それは僕の行った日曜日が「ファミリー・デー」といって家族連れでも楽しめるようソフトなノリの日だったから、ということが発覚しました。

本番は翌日の月曜日(祝日)らしく、この日は相当クレージーかつバイオレントなノリになるそうです。

事前に話を聞いた誰もから「行くなら日曜日。月曜日はやめといたほうがいい」とアドバイスされたので、以前ケンカで死人が出たりしたのは、こっちの日だったんでしょうね。

このノッティングヒルカーニバル、規模としてはリオのカーニバルに次いで世界2位とのこと。どちらかというとクールなイメージのあるロンドンでこんなイベントが開催されてたなんて、その国際都市っぷりというか、奥の深さを再認識しました。

2009年9月1日火曜日

残り35日。

Japan's new shadow shogun.

このカメラマンは優秀だなぁ・・・。

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今日は祝日なんですが、明日朝の打ち合わせ前に企画ゼロだったので、仕方なく休日出勤。

企画も全部英語なので、やっぱり日本語でやるよりスピードは落ちてしまいますね。人に見せられるレベルのアイディアをいくつか出すまでに、3時間は平気でかかってしまいます(アイディア出しはまだしも、それを打ち合わせ用に清書するのに手間がかかる)。

でも、僕もfallonに来て5カ月近くたったので、だいぶコツがつかめてきたような気はします。企画をマットに見せると、昔は「まぁ、いいじゃない」くらいの温度だったのが、最近は「Fuckin hilarious!」なんて言葉でホメてもらえるようになりました。

そんなタイミングで、あとひと月ちょいで帰国ってのは、やっぱり少し寂しいもんです。

最近見かけた広告。



これはパターの広告ですが、Our cows are free to roam=私たちの牛は自由に動き回れますというコピーで、放牧している牛からつくっていることをアピール。写真が小さくてちょっとわかりにくいけど、牛のキャラがバスの窓から覗いている見えます。これはかわいいなぁ~。地元の賞をとった作品です。




これはタクシーに広告を出そう!という”タクシー広告の広告”ですが、

You looking at me? Taxi advertising works. See what I mean?

というコピーが、映画「タクシードライバー」のセリフのパロディになっています。(こんなん普通の人わかるのか?)






電話BOXに、宇宙人立ち入り禁止の標識が・・・9月公開のSF映画の広告です。


次は、広告とはちょっと違うけどタバコのパッケージに印刷されてる「健康に悪いですよ」写真。かなり壮絶というか、相当グロい画像なので、そういうのが苦手な人や残酷なものが見られない人はクリックしないでください・・・・

さて、警告しましたよ!
写真はコチラ。

・・・・だから、見ない方がいいって言ったでしょ?




最後は、またまた公共広告。Drunk drivingならぬDrug drivingをやめよう!というCMです。Drugをキメると目つきが変わるので、知らんぷりしても警察にバレるよ、という内容。最近よくテレビでオンエアされてます。このキャンペーンは近々、コミュニケーションプランニングの競合があるようで、業界紙に大きく取り上げられていました。政府がこれだけ質が高く、ビジネスとしても大規模な広告キャンペーンをやってるってのはスゴいですよね。こういう部分では、イギリスはとても進んでいるように思います。