2009年7月1日水曜日

出社51日目。



今週は、社内でfallon festivalという、なんともそのまんまなタイトルのイベントが開催されています。

1日2回、主に他業種の活躍している方が来社して講演してくれるのですが、結構有名な人がくるし、軽食も用意されるので、かなり賑わっています。写真は、近所のお店で割引を受けられたりするfestivalバッジです。

電通では結構な頻度でこういう企画をやっていましたが、fallonに来てからは初めてです。刺激になっていいですね。

月曜日は、fallon londonが創業当時に手掛けた広告がいくつか紹介されていました。中でも面白かったのはスターバックス。当時のロンドンでは、スターバックス=アメリカ帝国主義の手先みたいに(自分ことは棚に上げて)思われていて、もの凄く嫌われていたんだそうです。 イギリスは紅茶の国でもあるため、「アメリカのコーヒーショップ(ワラ)?」みたいなイメージもあったようです。

そこで作られたのが、謝罪広告。ちょっと構造が複雑なんですが、”スターバックスのフラペチーノは美味しい”と主張してクビになった店員に対して、スタバの経営陣が”実際つくってみたら美味しかったし、売れました。スイマセン”と、謝罪するというストーリーになっていて、ホンモノの経営陣が署名した謝罪広告を新聞に載せたりしたそうです。

その他にも、チキン料理のお店で「DON'T EAT EGGS」なんてキャッチコピーでキャンペーンをやったり(チキンになるまで待ってから食べた方がおいしい、というオチ)、最近の作品に比べると、かなりヒネくれているというか、シニカルな作風です。創業直後だけに、今よりイギリスらしさ全開だったんでしょうね。

2 件のコメント:

  1. ロンドンのスタバは宗教関係の団体が関わっているという理由で行かない人が多かったのですが、あの噂は本当なのだろーか?

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  2. その噂は初耳だけど、いまスタバは、世界的に結構厳しいみたいだねぇ。

    個人的には、日本に禁煙環境をふやしてくれたし、そんなに悪い感情はないんだけど。

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