ちょい順番が前後しちゃいましたが、週末、タワー・オブ・ロンドンに行ってきました。
かわいらしい名前だけど、たくさんの歴史上の有名人がここに幽閉された挙句、処刑されていています。上の写真はビーフイーターといわれる守衛で、軽妙なトークで数々の処刑にまつわる残酷なエピソードを教えてくれました。
印象的だったのはヘンリー8世の奥さん、アン・ブーリンの話。わざわざフランスから処刑の名人を呼んで斬首したらしいんですが、あまりに名人過ぎて、切り落とした首を手に持ってかかげたらその首にはまだ意識があったとか・・・。
ビーフイーターの周りは、いつもものすごい人だかりです。中世ヨーロッパでは公開処刑は庶民のいちばんの娯楽だったらしいけど、今もあんまり変わらないですねぇ。
今回は"Henry VIII:Dressed to kill"という企画展もやっていたので、見てきました。
ヘンリー8世というと、むか~し教科書でイギリス国教会を設立した人って習った記憶がありますね。ちょっと前、「ブーリン家の姉妹」っていう映画にもなってました。この企画展ではヘンリー8世の鎧を大量に見ることができ、とてもおもしろかったです。
撮影が禁止されてたので残念ながら写真はないんですが、どれもカッコいい!「へうげもの」で織田信長がかぶってた悪魔っぽい兜(ココの右上)の実物も展示されとりました。
ヘンリー8世はなかなかのスポーツマンで、展示されていた鎧を実際に着て馬上槍試合など激しいスポーツを好んでやっていたそうです。しかも記録によるとかなり強かったとか。でも、王様相手に本気出せないんじゃないかな・・・対戦する部下は、とても気を使ったと思います。
これは土産物屋に置いてあったニセモノ。それなりに良くできてます。
その鎧のファールカップ。ちょっと見栄張りすぎじゃない?
ついでに前にいたおじさんの頭。あまりにいいカタチをしてたので撮っときました。
以上!
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